深田 吉孝
東京大学大学院医学系研究科 特任研究員
(東京大学大学院理学系研究科 名誉教授)

いま我が国の生物リズム分野では何に取り組むべきか?
日本時間生物学会においては年々、会員数が着実に増え、特に若手会員が順調に増加しています。このような状況で、学会は今後、どのような課題に取り組もうとしているのか、あるいは若手会員は学会運営に何を期待しているのか、意見を交換したいと考えます。本学会の理事には研究分野のバランスと共に一定数の女性会員に着任し ていただくように配慮していますが、その他にも考慮すべき点はあるでしょうか?このような本学会の問題点とともに、昨今、話題になっている日本学術会議においても、生物リズム分科会は大きな役割を果たしていることをお知らせしたいと思います。本年度に開催予定の「コロナ禍における生活リズムの乱れ(仮称)」など、日本学術会議主催のヒトのリズムに関する公開シンポジウムにも注目していただきたいと思います
御略歴
職歴
1983年4月〜1986年8月 札幌医科大学 医学部 生化学教室 助手
1986年9月〜1993年4月 京都大学 理学部 生物物理学教室 助手
1993年5月〜1995年11月 東京大学 教養学部 基礎科学科 助教授
1995年11月〜2021年3月 東京大学 大学院理学系研究 教授
2021年4月〜現在 東京大学 大学院医学系研究科 特任研究員
受賞歴
平成 4年度 日本比較生理生化学会 吉田奨励賞 (1992年7月18日)
平成 4年度 日本生化学会 奨励賞 (1992年10月12日)
平成18年度 日本動物学会 学会賞 (2006年9月23日)
平成24年度 日本比較生理生化学会 学会賞 (2012年7月7日)
平成26年度 文部科学大臣表彰 科学技術賞 (2014年4月15日)
平成30年度 日本光生物学協会 協会賞 (2018年8月9日)